常翔学園で働く人
VOICE
仕事とプライベートの
メリハリを保ちながら
スキルアップをめざす。
常翔啓光学園中学校・高等学校 事務室
山道さん
- 2019年 新卒入職
Q. 現在の仕事、担当業務について教えてください。
大学では細分化される業務が事務室に集約されています。
入職から4年間、常翔啓光学園中学校・高等学校の事務室に勤務しています。事務室は、大学でいう庶務・会計・教務・ICTなど、あらゆる部門の業務を教員と協働して担う部署です。私は主に庶務・会計、施設設備関係業務を担当しており、先生方と進めていく業務が多いです。お忙しい先生が多いですが、こまめに情報共有・確認することを心掛けています。授業で利用するパソコンやネットワークのトラブル・問い合わせが生じた場合も、一次対応は私の担当です。対応できる幅を広げるためにも専門知識・スキルの習得が大切だと考えていて、「ITパスポート」の資格取得に向けて勉強しています。
Q. 業務をするにあたり、大切にしていることは何ですか?
デジタルスキル向上と業務効率化です。
日ごろからデジタルスキル向上と業務効率化を大切にしています。デジタルツールやスキルを用いた業務改善を学園全体で推進する「デジタルスキル向上プロジェクト」のメンバーとして、約1年間活動しました。プロジェクトでは学園内で推進しているRPAから最新ツールまで、さまざまなツールをまず自分たちが学び、それを学園職員に対して人事研修でプレゼンしたり体験会を実施することが主な活動です。さまざまな部署の先輩と協働しましたが、視野の広さや発想の転換力・展開力に多くの刺激を受けましたし、業務効率化のヒントもたくさんいただきました。また、部署におけるRPA活用も、先輩と私が主になって進めています。学園全体で定期的に開かれる勉強会にも参加して、他部署の事例なども参考にしています。
Q. 印象深い業務はどんなものがありますか?
一般市民を対象にしたイベント運営を任されたことです。
一般市民を対象にしたイベント運営を任されたことが印象深い業務です。常翔啓光学園中学校・高校は、勉強だけでなく部活動にも力を入れており、日本でも有数の競技用クライミングウォールを設置しています。そのクライミングウォールを使って地域貢献・交流の一環として「親子体験クライミング教室」というイベントを行っています。枚方市役所と連携してイベントの実施計画から告知、参加者の受付や保険加入手続き、当日の安全な運営など、ワンダーフォーゲル部の顧問の先生と常に情報共有しながら進め、無事盛況に開催することができました。参加してくれた地域の子どもたちが楽しそうにクライミングウォールを登っている姿を見て、とてもうれしい気持ちになりました。
Q. 大学の野球部の指導にも関わっているのですね。
母校である摂南大硬式野球部の監督として、指導しています。
学生時代に主将を務めた摂南大硬式野球部の監督として、週末を中心に学生たちを指導しています。現役時代に惜しくもリーグ優勝を逃した悔しさをバネに、と始めましたが、練習に向き合う学生たちのひたむきな姿勢や活動を通して成長していく姿をそばで感じることができ、私も刺激を受けています。業務とクラブ指導の両立は決して容易ではありませんが、職場の同僚の応援もいただきながら、仕事とプライベートのメリハリを保つ意味でもいい時間になっていると思います。